介護福祉士de行こう

介護職の専門性や技術、あり方を日々の介護を通して考えるブログ

看護師は大切なパートナー

どうも!イムです!今日は看護師と仕事をすることについてお話ししたいと思います。

 

◆病院に勤める介護福祉士のイメージ

病院に勤めている介護福祉士と聞くと看護師にこき使われて、オムツ交換ばかりしているというような印象を強く持っている人が多いと思いますが実はそんなことはありません。

回復期ではリハビリが毎日3時間組まれ残りの21時間は食事や入浴排泄、睡眠などの生活の時間を通して麻痺などにより失われた機能を取り戻していく練習を行うことや体を休めたりします。その21時間を協力して支援しているのが、看護師と介護福祉士です。なので、役割をそれぞれの専門性を活かして分担していきます。看護師は健康管理を主に行いますのでバイタル測定や内服管理などの医療的な処置が必要な患者さんを主に関わっていきます。介護福祉士は医療に関することは行えません。生活の中で機能を高めるために入浴排泄、食事などを通して、患者さんへできることは自分で行えるように促したり、難しいことが少しでも自分でできるように動作の指導や支援を行うことが主な役割です。

 

◆相互理解が鍵

看護師と介護福祉士が医療と生活の両方を、リハビリ以外の時間で支えていくのでお互いが相手の専門性を理解していないとよいケアは行えません。生活を自立していくための援助方法は介護福祉士が看護師に方法を提案することもあり、看護師からは健康管理上、注意してほしいことを教えてもらうこともあります。看護師と介護福祉士がどれだけ協働できるかで、患者さんの生活の質が変わるのでお互いの専門性の理解はとても大切になります。

 

◆回復期に勤めて良かったこと悪かったこと

私が回復期に勤めて良かったと思う点は徹底して介護福祉士の強みである、生活の支援を行えることです。老健や特養では介護福祉士が、バイタル測定や内服など医療的なところも気を配りつつ生活の支援を行いますが回復期では体調や表情を観察することはあっても、看護師が常に体調管理をしてくれているのでリハビリで習得した動作をどう生活に活かすかに集中して取り組むことができます。また、補助具や福祉用具なども使い患者さんのできることが増えた時には、回復期の介護福祉士の楽しさ、やりがいを感じられるところです。

 

急性期や生活期では看護師と介護福祉士との役割分担がうまく行かず、お互いがケンカしあうところもあるようですが、お互いの専門性を理解して上手く協働し会えば看護師は最高のパートナーであると思います。最近では、専門職がより集中して専門分野に取り組むために仕事の移管や協働することをはっきりさせる取り組みが増えています。これから看護師と介護福祉士の間にも協働するケアに任せること任せられることが決まってくると思います。介護福祉士も看護師の専門性や役割を、これからより一層理解して患者さんの生活を支援する一員として、良い関係性を築いていくことが必要と思います。

 今日はここまで!今日も1日頑張っていきましょう!